Mg 再生

レーザーによるマグネシウムの精錬

マグネシウム製造で現在もっともポプラ―な方法はピジョン法です。しかし、この方法では、マグネシウム1kgを製造するために石炭10kgを使用します。これでは、マグネシウム循環社会に必要なマグネシウムを石炭の代わりのエネルギー源とすることはできません。矢部東工大名誉教授は、自然エネルギーをレーザーに変換し、精錬を行うことを提案し、はるかに高い効率で同等の純度を実現しました。ここでは、なぜレーザー法が優れているかを説明します。

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レーザーは時間空間的にエネルギーを集中できます。エネルギーの集中により、懐中電灯と同じくらいのわずか5Wのレーザーで、水の入ったペットボトルを動かすことができます。右から照射されたレーザーは水を吹き飛ばし、この反作用でペットボトルが動きます。

​これはマグネシウムの還元にも同様に利点となります。局所的にマグネシウムと酸素を分離できる4000度の高温を容易に実現できます。

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​レーザーによってマグネシウムを再生する実験

精錬するのに、レーザーを使うというのは高価すぎないかと思う人がいるでしょう。実際に試算してみると、現状でも決して高価ではありません。半導体レーザーは、大量生産すれば極端に価格が下がりますので、今後はもっと設備費が下がるでしょう。最近では、ファイバーレーザーが圧倒的な廉価で使えるようになってきましたので、レーザー精錬には最適です。

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